
WordPressの有料テーマシェアランキング1位のSWELLと2位のSANGOを10個の項目で比較しました。
SWELLとSANGOの違いが分かるように基本的な10個の項目で比較しましたが、2つのテーマの優劣をジャッジすることが目的では有りません。あなたにとって、どちらのテーマが最適なのかを判断する目安になればと思います。
SWELLとSANNGOを10個の項目で比較
SWELL | SANGO | |
価格(税込) | 17,600円 | 14,800円 |
人気度(ユーザー数) | 1位 | 3位 |
表示速度 | 1位 | 6位 |
ブロックエディタ | 完全対応 | 完全対応 |
デザインの型 | ブログ・サイト | ブログ |
複数サイト | 対応 | 対応 |
SEO | 対応 | 対応 |
サポート | 公式フォーラム | 公式フォーラム |
乗り換えサポート | プラグイン有り | 無し |
アフィリエイトプログラム | 有り | 無し |
SWELLとSANGOを価格で比較
SWELL | SANGO |
17,600円 | 14,800円 |
価格は大事ですね。SANGOの方が2,800円安いです。この金額差でSANGOを選ぶのもアリだと思います。でも、その金額の差以上の価値が有ると判断できれば、SWELLの方が安いと考える事もできます。
SWELLとSANGOを人気度で比較
SWELL | SANGO |
1位 | 3位 |
最新(2023年1月)のWordPressテーマのシェアランキング(WP-Search)で第1位がSWELLでした。第2位は無料テーマの怪物Cocoonでしたが、SANGOは第3位に入っています。有料テーマで一番使われているのがSWELLで、二番目がSANGO。
どちらを選ぶかの大きな問題ではないと思います。ただ、SWELLユーザーが多いので、SANGOを使うことで他のブログとの違いを出せるという考えもありますね。
SWELLとSANGOを表示速度で比較
SWELL | SANGO |
1位 | 6位 |
WordPressテーマの表示速度ランキング(2023年1月 WP-Search )の1位がSWELLで、SANGOは第6位でしたが、それほど大きな差はなく、どちらも高速です。表示速度はSEOにおいて重要な要素ですが、ほぼ互角と言えます。
SWELLとSANGOをブロックエディタで比較
SWELL | SANGO |
完全対応 | 完全対応 |
ブロックエディタの正式名称はGutenberg(グーテンベルク)です。2018年12月WordPress 5.0へのバージョンアップから採用された新しいエディタ。記事を投稿する画面が「見出し」「テキスト」「画像」等のブロック毎に区切られていてそれぞれ作成していくという方式です。
従来からあるエディタ(クラシックエディタ)に慣れている人にとっては使いにくいという声があり、私もそうでした。しかしながら、一度使ってみて慣れてくると、コンテンツ作成が簡単で便利なので、もうクラシックエディタには戻れません。
WordPressはクラシックエディタが使える公式プラグイン「Classic Editor」がまだ使えますが、2024年までまたは必要な限りサポート及び維持されるとのことなので、いずれは無くなると思われます。
SWELLとSANGOのブロックエディタの違い
SANGOの開発者さんがSWELLとSANGOのブロックエディタの違いについて解説していますので、紹介します。
SANGO, SWELLどちらのテーマもブロックエディターに完全対応しています。ただ、何に重きを置いて開発しているかSANGOとSWELLでは違っているように思います。
SANGOはブロックの拡張性にSWELLはブロックの使いやすさに力を入れている印象です。
ブロックエディターが最初から使いやすく開発されているのはSWELLだと筆者は考えています。SANGOも十分使いやすいですが、SWELLはもうひと段階使いやすい印象です。
https://saruwakakun.design/sango-vs-swell/#i-0
SANGOの開発者さんも認めているように、SWELLのブロックエディタは使いやすいとのことです。
SWELLとSANGOのデザインの型を比較
SWELL | SANGO |
ブログ・サイト | ブログ |
SWELLにはデモサイトが6つ用意されていて同じデザインのブログ・サイトを作ることができますが、SANGOにはデモサイトは有りませんが、「SANGO Land」というギャラリーサイトからデザインをコピーすることができます。
トップページを作る時、SWELLではブロックの種類が多いので簡単におしゃれなページが作れますが、SANGO の場合ではSANGO Landを利用していろんな組み合わせを使うので、ある程度の知識、センスが必要になります。
ブログ、コーポレート(企業)サイトともに作れるSWELLに対して、SANGOはどちらかというとブログ向きだと言われています。SANGOでもコーポレートサイトは作れますが、初心者には少しハードルが高いのではないでしょうか。
「シンプルなのに、高機能」がコンセプトのSWELLに対して、「つい長居したくなる、居心地の良いデザイン」のSANGO。シンプルなデザインのSWELLとマ可愛いテリアルデザインのSANGO。
デザインの好みで選ぶのも良いかと思います。
SWELLとSANGOを複数サイト利用可不可を比較
SWELL | SANGO |
対応 | 対応 |
SWELLもSANGOも複数サイト利用可能です。一度購入したらサイトをいくつ作っても追加の費用はいりません。
ただし、ライセンスの違いがあります。SWELLは「100%GPL」なので制限がありませんが、SANGOの場合は「スプリットライセンス」なので、制作代行にはクライアントにライセンスが必要になります。個人で使う場合は関係ないです。
SWELLとSANGOをSEOで比較
SWELL | SANGO |
対応 | 対応 |
SWELL、SANGOともにSEOの設定、構造化データのための機能は充実しています。
SWELLの場合はSWELL開発者が提供している無料プラグインの「SEO SIMPLE PACK」との併用が推奨されています。
SEO(Search Engine Optimization)とは”検索エンジン最適化”を意味しています。あなたの記事が検索結果の上位に表示させるための対策ですが、一番大事なのは記事コンテンツの内容です。SEO対策がどれほどの効果を発揮するのかは定かではありません。あまり気にすることでは無いと思います。
SWELLとSANGOをサポートで比較
SWELL | SANGO |
公式フォーラム | 公式フォーラム |
どちらも公式サイトで質問を投稿すると回答されます(公開)。SANGOの場合は開発者さんが回答してくれますが、SWELLは他のユーザーさんからも回答をもらえることがあります。また、SWELLにはオンラインコミュニティもあります。
SWELLとSANGOを乗り換えサポートで比較
SWELL | SANGO |
プラグイン有り | 無し |
SWELLには他テーマからSWELLへ乗り換えるためのサポート用プラグインがあります。
通常、テーマを移行するには大変な作業が必要ですが、この乗り換えサポートプラグインはデザイン崩れ等の問題を最小限に抑えてくれます。
乗り換えサポートプラグインが利用できるテーマ
- Cocoon
- JIN
- SANGO
- STORK
- THE THOR
- AFFINGER5
SWELLとSANGOをアフィリエイトプログラムで比較
SWELL | SANGO |
有り | 無し |
SWELLにはアフィリエイトプログラムがあります。ただし、SWELLを購入しないとアフィリエイトはできません。あなたもSWELLを購入すれば、アフィリエイトできます。
SWELLをおすすめしたい人
- 初心者の人
- おしゃれなデザインのブログ・サイトを作りたい人
- Web製作者
- SELLのアフィリエイトをしたい人
SANGOをおすすめしたい人
- 可愛いデザインが好きな人
- テーマにあまりお金をかけたくない人
- ブロガー
SWELLとSANGOの比較まとめ
WordPressテーマ【SWELL】と【SANGO】を10項目で比較しました。最後に、SANGO開発者さんの解説を紹介します。
SWELL
テーマをインストールした時点から使いやすいテーマ。非常に気が利いたユーザーインターフェースで細かいところまでしっかり開発されている。GPLライセンスで、テーマ自体のアフィリエイトも可能。
SANGO
カスタマイズで自分の色に染めていけるテーマ。カスタマイズブロックなど他のテーマにはないカスタマイズのためのユニークな機能が多く搭載されています。ブロックの種類も豊富です!特にSANGO Landとの連携でより便利になります!
一昔前はSWELLの方が開発が活発で、SANGOとSWELLでできることにとても大きな差がありました。最近はSANGOの開発が進んできていて、テーマでできることの差がだいぶ縮まってきた印象です。また、逆にSANGOにしか存在しない機能もあります。SWELLユーザーが多い現在、逆にSANGOを使うことで他のブログとの違いが出せるのではないでしょうか?
皆さんのテーマ選びの参考になれば幸いです。
https://saruwakakun.design/sango-vs-swell/#i-28
WordPressの有料テーマの人気NO.1のSWELLと人気NO.2のSANGO。どちらのテーマにしようかと悩んでいるあなたの選択は間違っていません。どちらを選んでも後悔しないと思います。